辞表を出した日と最後の出勤日

最後の出勤日

辞表を出した日

辞めることを決心するまでは、相当期間が掛かりました。

半年くらいでしょうか。いつ辞めるって言おうか。タイミングはいつがいいんだろう。

ホントに辞めていいんだろうか・・・。

葛藤はやはりありました。親や親戚から何て言われるかとか、やっぱり気にしましたし、

民間に就職したとして、上手くやっていけるだろうかという不安もありましたし。

でも、それを押しのけてでも辞めたいという気持ちが大きくなって、ようやく決心がついたのでした。

とはいえ、やっぱりちょっと勇気が要りました。辞表を出す日は。

辞表を出したときに上司から「・・・ホントにいいんだね?」と言われ

「・・・はい」

言う瞬間は怖かった気がしますが、出し終わったときはホッとしたというか、

気持ちが軽くなりました。

同僚にはビックリされましたが、特に仕事に影響があるわけでもないので、僕は気にしませんでした。

辞表を出してから3か月後にやめた僕ですが、その3か月間はちょっとだけ楽しかったもんです。

もうこの仕事続けなくていいんだ!という、ある種の希望みたいなものがあったからですね。

そして、とうとう最後の出勤日を迎えることになりました。

最後の出勤日

最後の出勤日のことは、今でもよく覚えています。

朝、スッキリ目覚めることができて、当面着ることがないであろうスーツに着替えて、家を出ました。

職場に着いて、いつも通り仕事をこなしました。同僚がチラホラ最後の別れの挨拶をしに来てくれましたね。

最後の日は、色んな人と話しました。

自分で言うのもアレですが、僕はまあまあ仲が良い同僚や先輩が多かったんです。

最後の挨拶に来てくれる人がたくさんいて、嬉しかったですよ。

そして、その日の最後の業務を終えて、自分の持ち物を全部カバンにしまって、

首にぶら下げていた名札を机に置きました。

そして、役所のトビラを出た瞬間、僕の公務員人生はコレでようやく終わったと、感じました。

家路に向かう地下鉄の中で、3年半の苦労の数々を思い出して、本当に自分はよく頑張ったなと、色んなことがあったなと、感慨深い気持ちになりました。

やっぱり辞めてよかった

今でも思うのは、あのとき決断しておいて良かったなということ。

仕事を辞めるのは勇気が要ることです。

やりたいことがあったとしても、じゃあすぐに辞めれるかいうと、様々な制約があったりするものです。

僕も辞める決断をするまでには、かなり悩みました。

でも、それでもあの時辞める決断を下した自分のことを褒めてあげたいです。

人生は1回きりですよ。

やりたくない仕事を60歳まで続けるなんて、自分の人生が腐ってしまいますよ

たとえ、多少の貧乏生活することになったとしても、そっちの人生の方が圧倒的に意味のあるものだと思います。

人間、死ぬときに「あぁ、楽しい人生だった・・・やり残したことはない・・・」

って思えれば良いのだと、思っています。

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