前回に引き続き、今回の記事でも私が公務員を辞めた3大原因の③つ目「仕事の非効率性」を書いていきたいと思います。
信じられないアナログさ!
毎度書いておりますが、私は某市役所の区役所の市民課というところに配属なったのですが、
最初はアナログ仕事の多さにめっちゃ驚いていました笑
「え?平成の世でまだこんなんやってんの?」ってよく思っていました。
例えば、申請件数などの集計作業。
普通皆さんならエクセルとか使って集計しますよね?
でも私の配属先では、なんと手書きだったのです!!!
A3用紙に表の枠組みが書かれていて、そこに毎日数を書き込んでいくのです。
まじで「おいおい」と思っていました。
しかも、それをひと月ごとの数を合計するのですが、それも当然手作業。電卓で一列ごと足していく作業。
最初からエクセルに入力していっておけばよいものを・・・。
手書きで集計しているのも驚きですけど、もっと強く思ったのは、
「何で今まで誰もエクセルでやろうって言いださないんだろう。。」←これに尽きます。
この集計に関しては私が2年目の時に、エクセル化して手書きは無くなったものの、
何で未だにこんなことやってんだ?みたいなのがめっちゃ多いので公務員の世界です。
公務員は言われたことをやるだけ
仕事がめっちゃできる先輩がいて、聞いたことがありました。
何で、アナログで非効率的な仕事がたくさん残っているのかと。
先輩ならもっと良いやり方があるって気づいてるはずでしょ、と。
先輩「僕は言われたことをやるだけだよ」
そう、公務員は基本的に指示されたことをやるだけなのです。
だって、頑張ってやり方を変えようが変えまいが、給料同じですもん。
頑張って仕事の効率上げましたって上司に報告しても、給料は変わらないのですよ。
だったら、皆頑張るということをしないのです。
仕事のやり方を変えるのって結構労力が要るんです。
新しくフォーマットや作業手順を構築する必要があるし、それを皆に周知する必要があるし。
何より、反対してくるヤツがいるのが鬱陶しいのです。
絶対、やり方を変えた方が良いっていうことでも、今までのやり方に固執して、変えたくないって主張してくるヤツがいるのですよ。
この現象は公務員特有のものだと思います。
反対してくるのは、大抵40台以降の職員ですよ。「自分の先が見えてる職員」です。
もう出世は諦めて、このまま定年まで頑張らずに仕事をしていくと決めてる職員です。
民間だったら社長とか上司とかが、非効率な仕事を無くすために部下に指示するはずです。
でも公務員はそういったこともあまりありません。
なぜって、本来なら指示を出すべき課長も分かっているからです。そういう「先の見えてる職員」が一定数いることを。
そういう職員を動かすの難しいと分かっているのです。
というか、中には課長でもヤル気のない課長はいます。
55歳とかで課長になった職員は、もうそれ以上は出世できないからです。
部長とかになろうと思ったら遅くとも40台とかで課長になってないと難しいですからね。
という感じで、公務員は非効率的な仕事が未だにたくさん残っています。
ヤル気の無い「先の見えてる職員」が量産されるシステムになっている以上、この現象は避けられないのです・・・。
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