実は入庁当時から思っていた給料が安いという思い。。
公務員は年功序列の給与体系のため、若い頃は給料が安いのです。
しかも、給料額面から差し引かれるものが民間に比べて多いのです!
手取り12万?
私の1年目の手取りはたったの12万円でした・・・。
生活に困窮するって程ではありませんが、大きな買い物とか贅沢はできない感じでした。
額面19万-社会保険料等4万-寮費3万=12万
↑だいたいこんな計算です。寮に入ってたから家賃は3万で済んでいますが、普通に不動産屋で借りたら5万前後はするはずです。(かなり都会の政令市です)
1年目のときは、この給料の安さに嫌気が差してしました。
だって民間の友人はもっと貰ってるしとか。
そもそも社会保険料等4万って書きましたが、民間なら1年目でこんなに引かれないものです。
公務員は「共済~~金」とかの項目もあって、民間よりもたくさん引かれるのです。
公務員は「共済退職~金」とか「団体共済~金」とか、天引き項目が多いです。
ホントは社会人になったら車を買おうと思っていたんですが、結構苦しいということに気づいたのです。
手取り12万-水道光熱費2万-食費3万-通信費1万-消耗品諸々2万=残り4万
毎月4万くらいしか貯まっていかない(贅沢せずに)のなら、車を買うのに200万必要だとすると何年かかるんだ!みたいに思ってました。
この「天引き額が公務員は大きい」というのは、公務員を辞めて民間の初任給をもらったときにマジで実感しました。
何なら一番働いている
不満だったのは、働いてない40代以降の職員の方が自分より給料が良いということ。
何なら配属先で一番あくせく働いているのは自分。
「こんなに頑張っているのに何でこんな給料安いんだ・・・」ってよく思っていました。
公務員の給料は年功序列ゆえ、仕事を頑張ろうが頑張るまいが、勤続年数に応じて給料は決まりますから。
この現象は他の民間会社でも往々にしてあることだとは思いますが。
やっぱり頑張っている職員からしたら不満は募るものです。
ホントは車が欲しかった
社会人になったら漠然と「車が欲しい」と思っていました。
大学時代からアウトドアが好きだったので、社会人になったら車を買って、週末はふらっと山とかに行こうと思っていました。
でも公務員の給料の安さにビビッて、結局買うことはありませんでした。
まあ、地下鉄がある都会エリアに住んでいたので駐車場代が高いというもの理由の一つでした。
でも、民間に就職した同期が車を買ってるのを見ると羨ましかったものです。
公務員にはクビになることは無いっていう良さはありますが、給料の低さは我慢するしかないですね・・・。
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