マイナンバーが本格的に始動したおかげで激務の日々が続く僕でしたが、単独で作業することが多く、何とかなる仕事でした。
毎日残業!
マイナンバーの交付が始まってからというもの、激務の日々が続いておりました。
マイナンバーシステムやカードの管理、
窓口に来る住民対応、
マイナンバー制度反対の住民をなだめる、
数々のトラブル対応・・・!
まあ忙しかったです。残業ばかりで、家に帰ったら0時を回っていることが多かった時期でした。
僕はこの頃は一人暮らしをしていたので、帰ってもゴハンなど誰も用意してくれてはいないので、帰りのコンビニでカップ麺を2個とビールか買って帰って、やりすごしていました。
それでもこの頃は「もうこの仕事辞めたい」とは思っていませんでした。
やはり一人で仕事を進める場面が圧倒的に多かったからですね。
確かに日中は住民対応で忙しかったですが、定時を過ぎてからは一人で仕事を淡々と進めるか、やっても少人数で作業を進める感じでした。
やっぱりコレが僕の性に合っていたのです。「一人でコツコツ作業する」というのが。
なので職場で終電まで仕事をしても、そんなに苦ではなかったのです!
むしろ「今日も残業代〇〇円分くらい働いたな」みたいに思って自分を鼓舞しておりました。
大変ではありましたが、自分の性に合っている大変さだったので、黙々と仕事をこなすことができました。
一番辛かったのは住民対応
そこまで苦ではないといいつつ、もちろん辛い目にもたくさん遭ってはいました。
その中でもいちばん辛かったのは「窓口で住民に怒鳴られる」でした。
制度が始まったばかりこの頃は、マイナンバーの交付システム自体がエラーを起こすことが頻繁におきており、ひどいときはほぼ一日中システムがエラーで誤作動を起こすということさえ起きていました。
なので、窓口にカードを取りに来る住民にカードを渡せずに帰らせるという異常事態が頻発していました。
マイナンバーカードを取りに来る人の中には平日に会社を休んでまで取りに来ている人もいたので、そりゃ怒りますよね。だってまだ平日に来てくださいって言われるわけですから。
長時間待たされた挙句に、また別日に来てくれと言われる。交通費を払ってバスとかで来てる人もいるわけで。
とにかく頭を下げていましたねえあの頃は。
今でもあの時の悔しさは忘れないですね。自分のミスで怒られるならまだしも、システムが動かなくなるっていう事態ですからね。
このマイナンバーの交付システムを作った総務省が悪いのであって、僕たちではないですからね。
マイナンバーの交付を一時的に止めてシステムの再構築を急ぐべきだったはずなのに、総務省はそんなことをすると失敗したことを対外的に認めることになるので、やりたくなかったんでしょうね。
その割を食ったのが、僕のような地方役場の職員ということですよ。
プライベートは超リア充
平日は仕事で忙殺されていた僕ですが、休みの日は彼女と遊びまくるという充実した休日を過ごしていたのがこの時期でもあります。
まだ付き合いだして短かったので、彼女とあちこち遊びに出かけていました。
遊園地や花畑、温泉旅行やら博物館とか・・・!
大学生の時も彼女が居て遊んでいましたが、大学生の頃はお金がなかったのでそれなりのことしかできませんでしたが、社会人になってお金を持っていたこの頃の僕は多少の出費は全然気にせず遊んでいました。
残業代もたくさんもらっていたこの頃はお金のことは全く気にしていませんでした。だいたい、平日にはほぼ一切お金を使ってなかったのです。残業して家に帰って寝るだけですからね。
このようにプライベートが充実していたのも、仕事の原動力になっていたのです。
メリハリって大事ですね。その時は気づいていませんでしたけど、今思えばそうだったんでしょう。
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