⑭公務員3年目初期~仕事は仕事~

公務員体験記

マイナンバーで激務の日々がまだ続いていたこの頃ですが、ついに公務員生活も3年目に突入しておりました。

2年間の勤務、そしてマイナンバーの激務のおかげである境地にふと到達しました。

「仕事は仕事」という境地に至る

2年間の苦労の末、この境地に至っていました。「仕事は仕事」という境地です。

もはや仕事に楽しさや意義などを見出そうとしていた公務員1年目の心は捨てていました。

2年間で様々な苦労を経験しました。何度も理不尽な理由で怒鳴られることもしょっしゅうでした。

そんな中で到達した境地でした。「これは単に仕事でやってるだけなんだと。怒られるもの仕事のうち、公務員というこの仕事は理不尽に耐えるのも仕事の一部なのだ。」

もはやそう思って仕事をしていましたし、実際にそれが現実でした。公務員の仕事は住民から文句言われたり無茶苦茶なことを言われる、それが普通なのだと。

この境地は”諦め”ではないです。それが”現実”だと気づいたというか、認識したのです。

そもそも公務員という仕事に楽しさとかやりがいを求めていたこと自体が間違いだったと気づいたのです。ありもしない幻想を追い求めていたから、苦しさを感じるのだと、2年間苦しんでようやく気付いたのです。

3年目以降の僕は、淡々と仕事をこなしていました。もう1年目のようにがむしゃらに働くことはなく、自分の仕事を、、やるべきことをやるだけというスタイルになっていました。

サボっていたわけではないです。むしろ自分の仕事を完璧にこなすことに集中していました。他人がミスしていたら今まではかわいそうだなとか、同情していましたが、そんなこともなくなってきていました。

ちょっと冷酷に感じるかもしれませんが、誰かがミスしても、自分がミスしても、ミスするのも仕事の一部なんだという境地なのでした。

仕事は仕事。やるしかないからやるしかない。何が起きたって仕事なんだからしょうがない。

そんな境地でした。

自信がついてきた

公務員3年目の僕は、ついに仕事に自信がついてきていました。

自分で考えて判断する力が身に付いたからです。

それまでは問題や分からないことがあると先輩にすぐに聞きにいくということがほとんどでしたが、マイナンバーの仕事に関しては聞きに行ける人が居なかったのです。

だって新しく始まった制度なので、先輩だって何も知らないのです。

そんな環境下で、自分で考えて対応する場面が多かったので自然と自分で考える力がついていたのです。

何か問題やイレギュラーなことが起きても、「何かうまいやり方ないかな」とちょっと考えるだけで案外良い方法が思いつくものだってことに気づいたのです。

それまではちょっと考えれば分かるようなこともすぐに先輩に聞きに行く場面が多かったですが、3年目になった僕は自分で考えて自分で行動できるようになっていたのです。

ふと、そのことに気づくと、結構年上の職員でも、自分で考えて行動できない人がたくさん居ることに気づきました。

そして、自分で考えて行動できる人の方が圧倒的に頼りにされていることにも気づきました。

僕は入庁当時は「皆から頼られる存在になる」が目標だったので、もっと自分の考える力を付けていくことをコンセプトに仕事を進めていくことにしました。

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